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護る背中

ヘタキャラで最も軍服が似合うのはギルベルトさんだと信じています(頭イタイ妄想)。
そして菊さんの軍服もまたストイック萌えなのであります。

そんな妄想が以下。
ギル菊前提です。

戦場で見つけたその人は普段の強気が嘘のようにボロボロだった。
膝を折ることは決して良しとしないその人は銃剣を支えにしてかろうじて気力と意地で立っている。
そんな感じだった。
対して、彼が後ろに庇う彼の弟とその友人は無傷とまではいかないものの、彼に比べればまだ軽傷であるように窺える。
兄になにかを叫んで今にも敵陣に突っ込んでいきそうなルートヴィッヒを怯えたフェリシアーノが涙ながらに引き留めようと自分よりもたくましい腕に必死でしがみついている。
そうして尚も暴走しそうなルートヴィッヒを諌めるのはやはり、二人の前に立つ彼の人―――ギルベルト。
菊はちくりと痛む胸を抑え、大股で煙立つ戦場を横切る。
「ご無事で何より」
「どこ見て言ってやがる」
「ルートヴィッヒさんとフェリシアーノくんを傷つけまいとしてくれたのでしょう?確かに貴方は無事とは言い難いかもしれませんが、ここからは私がお引受け致しますので」
どうぞお下がりを、と。
刀の鍔に手をかけながら腰を折る。
教科書どおりの一礼をギルベルトは鼻で笑って、ぐっと、沈みかけていた下肢に力を込める。
「オイシイとこどりする気かジジイ。老体が無理するんじゃねぇよ」
下がれと言ったところでおいそれと下がる性分ではないことは重々承知の上。
それでもここはやはり下がってほしかったのだ、これ以上傷つく彼を見ることは耐えがたくわずかな可能性に賭けたかったのだ。
「私だって伊達に年を喰っているわけじゃないんですよ」
呑気に縁側で茶を啜って長い歴史を生き抜いてきたわけではない。
菊は確かにギルベルトやルートヴィッヒに比べれば華奢で頼りない印象であろうが、人を殺すイロハなどいくらでもその身に刻まれている。
それを証明するかのようにすらりと長い刀を抜き放ち、ギルベルトの横に立つ。
「貴方の背中は私が護ります。よろしいですね?」
「……ガンコジジイ」
「そのガンコジジイに毎度無理させて現を抜かしているのはどこのどなたですか」
「聞こえねーなー」
「まったく」
会話はそこで終了した。
あとは目と目で笑いあい、お互いに獣のように牙をむく。


「さて、お仕置きの時間ですよ」
「俺達の身内に手を出そうとしたんだ。覚悟しやがれってんだよ!ケセセッ」



end

個人的に菊さんを爺呼びするギルベルトさんが萌えるんです。

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