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ジョーカー・ジョー

久しぶりにおにゃのこではないジャンさんを書きたいと思ったので。
ゲーム本来のセクシーかつ男前かつ女王様なジャンさんを目指して頑張りました。
え?なに?その割にはいつもと変わらない??

…………どんまい(←!?)

タイトルはつっこさんの曲から。
個人的にLD1、というよりもジャンさんのイメソンと信じて疑わないんだぜ…!!

カタギの人間であれば眠りにつく深夜。
外の闇が嘘のように違法カジノの室内はにぎやかで明るい。
景気よくコインを吐き出すスロットマシーン、軽やかに回るルーレット、トランプと共に行きかうチップの山。
その喧噪の中心からやや離れたテーブルに向って大股で歩いていく集団がいた。
先頭は不機嫌そうにしかめっ面をつくった銀髪の青年。
青年は目当てのテーブルにたどり着くなり、周りの喧噪に負けじと声を張り上げた。
「仕事さぼってぁにしてんだよテメーは、よっ」
怒りのままに振り下ろされた拳にチップの山が雪崩と化す。
声を掛けられた男は「わるい」と口だけの謝罪をして笑う。
男はぼさぼさの金髪にスーツを着崩しており、どうしてこのカジノに足を踏み入れることが許されたのか不思議なような、道端をぷらぷらしているチンピラにしか見えない。
「よぉ、イヴァン。皆さんお揃いでカボチャの馬車で舞踏会にでもお出かけ?」
「行先は舞踏会じゃなくて晩餐会だ。まったく、今夜のは重役も大勢来るって言ってあったろうが」
イヴァンと呼ばれた男の脇から、隠しようもない巨体の持ち主である赤毛が顔を出す。
頬の傷痕、隙のない身だしなみ。
見る者が見ればわかる―――CR:5の幹部、ルキーノだ。
先のイヴァンもまたルキーノと同じくCR:5であり、デイバンで生きる者ならば名前ぐらいは耳にしたことがある。
街を掌握するマフィアの幹部が二人揃うだけでも何事かと目を疑う光景だが、幸か不幸か、今夜はそれだけでは終わらない。
「ジャン、さん…ご無事で…!急にいなく、なるから…何かあったらどうしようか、と…!!」
「あーそんな泣きそうな顔するなよ、ジュリオ。よしよし」
今にもはらはらと涙を零しそうな顔で男の足に縋りつくのは狂犬の異名をとるジュリオ。
なのだが、その姿は殺人のスペシャリストというよりもやっとの思いで母親を見つけた迷子のようだ。
「毎度毎度君の脱獄技術には脱帽するね、ハニー。こちらは蟻の子一匹通さないセキュリティを組んでいるつもりなんだが…些か自信をなくすね」
くいと眼鏡を直して苦笑する筆頭幹部。
男はベルナルドとの長年の付き合いから苦笑の中に厳しさと甘さが共存していることを重々承知していたので降参とばかりに両手をあげる。
「約束の時間までには戻るつもりだったんだぜ?ところが今日に限ってバカ勝ち。自分の強運が恐ろしいったら」
とはいえ。
あまりにも勝ちが続いて男もそろそろ経営側にイカサマではないかと睨まれるところだったのでちょうどよかった。
男がイヴァンに促されて足の長いイスから立ち上がり、上着に袖を通す。
ルキーノに睨まれるままに髪を手櫛で整え、上着の胸ポケットを探ったところで煙草を切らしていたことに気づく。この口寂しさをそうやって紛わせようと思考を巡らせたところですっと差しのばされた手には愛飲する銘柄の煙草。見れば差し出しているのはジュリオで、ウィンクひとつで礼をかわして口に咥えるとジュリオはご丁寧にも火をつけてくれた。
ベルナルドが恭しく腰を折り、どうぞと男の進むべき方向に手を広げればさっと開ける道。
いつの間にか黒服の兵隊たちが場を囲み、野次馬たちは押しのけられた。
「どうぞ、ボス」
カジノ中の注目を一身に浴びて男は不敵に笑む。
「さーて爺様方の説教でも受けに行くかネ」
男の名はジャンカルロ。
LUCKY DOGの二つ名をもつCR:5カポであった。



end

つまりジャンさんはボスのくせに一人でぷらぷらしたり、幹部をはべらせているといいよNE☆という妄想の結果です。

以下はオマケの別バージョン↓






「どうぞ、あるじ様」
咥えたままの煙草を突き出せばバイオレットが恭しくマッチで火をつけてくれた。
大きく紫煙を吸い込んで吐き出す作業を2・3回繰り返して、背後に気配を感じて腕を広げればオパールが上着の袖を通させてくれた。
緩んだシャツの胸元はペリドットがせっせっとボタンを合わせ、ネクタイを締め直してくれる。
「幹部連中は?」
「本日の晩餐会に参加する重役たちにあるじ様のご不在を誤魔化すことに精いっぱいのようでした。戻られますか?」
問えばバイオレットが会釈した状態のまま淡々と応じる。
あくまでもジャンを責める口ぶりでないのが彼女らしい部分だと思う。
「戻らねーとヤベーだろうなぁ。それに俺フレンチって嫌いじゃないし。今から行けばデザートくらいはつまめるかしらん」
「お望みでしたらフルコースをご用意させていただきますわ」
「うん。またな」
彼女の言葉に嘘偽りはないだろうが、今夜はさすがに顔くらい出さねば本気で幹部連中に恨まれそうだ。
そうとわかっていながら抜け出したジャンに当然非があるのだが、まさかこんなに勝負運が強い日だとはジャン自身夢にも思わず、ついつい長居してしまったのだ。
乾いた笑いを浮かべればガーネットがおそらくは書類一式の入ったアタッシュケースを。
「まだベルナルドの前髪が無事だといいけどな」
「いっそ前髪と言わずまるっとハゲればいいんですよーあんなヘタレエロ眼鏡!」
「ルキーノも絶対怒ってるよなーアイツ怒るとマジ怖いんだよな」
「そうでもないっすよー。グレゴッティの旦那ならガーターベルトのひとつやふたつ握らせておけば問題なしデス」
「ジュリオの奴、泣いてなきゃいいけど」
「ジュリオ様はもう少し耐性をつけていただきませんと。あれであるじ様をお守りするだなんて…まだまだですわね」
「イヴァンは…耳栓でも用意しておくか」
「もう用意済だヨ」




メイドさんたちは幹部以上に過保護かつ至れり尽くせりのサービスをしてくれると思います(真顔)

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コメント

この記事へのコメント

お久し振りです

うああ!!
ジョーカー・ジョー!
あれめっさ好きです!
もろにジャン曲ですよね~♪
そして幹部にデロデロに甘やかされてるジャンさんが格好いいです
でもメイド’Sに蕩かされそうなジャンさんもっと好き
イヴァンには耳栓がウケタ♪

しかも「もう用意して済みだヨ」
のヨが妙に気に入った私は何なんでしょう・・・?

お忙しい中のupすごくうれしかったです!
お仕事頑張って下さいね!

ちなみに
私も明日世界が終わればいいのにと思ってた時期がありました
今はオータム聞くまでは終わってもらうと困ります!www
ではドロンξ

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