2018/08
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ちっぽけな愛だけど君に5個贈ります

久しぶりに拍手のお礼文を変更しようと思ったらボタン操作ミスって結局元のままになっちゃったので(保存はしてない)半泣きでモチベあげるために素敵お題検索→びびっとキタので勢いに乗ってイッてみよーーーー!!

ということで。
ひさしぶりにおにゃのこじゃない、正統派男ジャンさん総受けズラリです。
クールなデザインセンスと文章力がほしいです☆(おい)


01 君と出会うまで、これがだって知らなかった。

ファックファックファックシットファアアアアック!!!
訳もなくこみ上げる苛立ちのままに地団太を踏んで乱暴にジャケットを脱ぎ捨てて、サイドテーブルに置きっぱなしになっていた酒をボトルごと煽る。自分の店から女でも呼ぶかと受話器を取り、それすら面倒に感じて止めた。
ベッドに飛び乗れば大きく揺れるスプリング。
高い天井を見上げて浮かぶのは今日一日で百面相していたジャンの顔。
寝起きのだらしないものであったり、意外そうにこちらを見る間抜けヅラだったり、同情を通り越して憐れみを含んだものだったり、自分のために仲間に吠える横顔であったり、唇を尖らせて子供のようにスネたものだったり。
そして最後に―――笑顔。
きらきらの金髪に負けない、腹の底からこの世の何もかもが楽しくて仕方がないという、太陽のそれ。
「わけわかんね。なんだアイツ馬鹿じゃねーの」
ジャンは、正当なコーサノストラではないと蔑まされることが当たり前のイヴァンを仲間と言った。
成り行きで行動を共にするだけのイヴァンを、イヴァンのために、声を張り上げた。
お人好しというのはああいうのを言うのだろう。
「…………馬鹿が」



02 辛くて、悲しいのに、どうしようもなく求めてしまうこの感情を、人は多分「」って言うんだろう。

俺には妻がいた。
俺には娘がいた。
俺には家庭があった。
妻と娘は女神と天使であり、家庭はささやかでも温かく拠り所だった。
それなのに、俺は最後の最後で信じられなくなった。
護れなかった。
壊してしまった。
失くしてしまった。

そして、空っぽになった俺の掌にアイツの手が重なる。
求めてはいけない。
俺にはまだあの二人のためにやらなければならないことがある。
だから、甘えることも縋ることも許されない。
俺は手を振り払う。
それなのに、アイツは何度振り払っても俺の手を握る。
強く強く強く。

年甲斐もなく、無性に、泣きたくなった。



03 してる、してる。・・・してる・・・。

「バーニィ、私は貴方でなければ駄目なのよ」
女が耳元で囁く。
甘く、優しく、艶めいて。
なまめかしい美貌を称える女の白い手に口づけを落として、同じように愛を囁いて、ちらつく男の横顔に目を細める。
飄々とした彼は何もかもが颯爽としていて、言動すべてが風のようでありながら、ここぞというところで呪いのようにベルナルドの心臓に杭を打ち込む。
「バーニィ」
「ベルナルド」
女の声に男の声が重なる。
しなだれかかる女を抱きしめて目を閉じればなによりも鮮やかに彼がほほ笑む。

「愛しているよ、心から、君だけを」

誰に向けた言葉なのかは口にせず、そっと呟いた。



04 のために生きるなんて、僕にはできない。だけど、君のために生きることなら、僕にだってできる。ううん、しかできない。

俺は「殺す」ことしかできない人形でした。
けれどジャンさんに出会って、ジャンさんが俺のすべてになりました。
ナイフを操るこの指は、貴方を思って高鳴る心臓は、貴方の撫でるこの髪は、俺の気持ちはすべて貴方に依存する。
ジャンさんが俺に生きる意味と生きる価値を与えてくれました。
だから俺はジャンさんのために俺のすべてを賭けて闘います。

貴方が俺を必要としてくれるなら何度でも。



05 昔から何度となく、使い古された言葉だけど、「愛してる」以外、君にこの想いを伝える言葉を、僕はどうしても思いつかない。だから言うよ、してるんだ。

謙遜でも冗談でもなく、俺は人より運がいいだけの男だ。
他に取り柄といえば鍵開けができるだけで、それぽっちしかない。
なんだかんだで俺がカポになれたのだって、親父がいて、爺様がいてくれたからだ。
ベルナルドが昔と変わらぬ調子で俺を小突き、あれこれと世話を焼いて面倒を見てくれたからだ。
ルキーノが呆れたように俺を叱り、トップモデルも逃げ出すくらいの男に仕立ててくれたからだ。
ジュリオが子犬のように純粋に俺を慕い、俺みたいなちっぽけな男を信じてくれたからだ。
イヴァンが不満を喚き散らしながらも、俺を仲間だと認めて助けてくれたからだ。
俺はアイツらがいなくちゃカポなんてやってられない。
アイツらがいるからこそ俺はカポだと胸を張り、そのために血反吐吐いてでもファミーリアを背負って生きる覚悟を決めた。
だからさ、つまりは、アレだ。









愛しちゃってんのよ、みんな


end

ジャンの言葉に当たり前、と笑う幹部一同。
絆の強いCR:5が大好きです。

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コメント

この記事へのコメント

皆、愛してるっ!!

それぞれが凄くらしくて切なかったり微笑ましかったり
けど最後はジャンさんの言葉にほんわか和みました
やっぱり真琴さんの書かれるお話は好きだなぁ

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